美作に伝わるお話を一つご紹介。
屁の宮に立つお地蔵さん
宮下を流れる小川
江戸時代、当地を支配していた代官にはそれは美しいお姫様がいたそうです。
農民たちが田植えを忙しくしているある日のこと、お姫様もあの早乙女と同じように田植えがしてみたいと思い、家人の目を盗んで抜け出しました。
田に入って皆と同じように田植えをしていましたが、にわかに下腹あたりが張ってきて、我慢はしていたものの、ついに大きな音で一発だしてしまいました。隣にいた早乙女たちは大きな音にびっくりして、 「お姫様が屁をだした」と大笑いしました。
「音も香りも空へ抜けて行く田植えの屁」と言うように気持ちの良いものではではあるものの、 お姫様にとっては笑つてはすまされなぃもので、 友野、金屋、大原の村境あたりの小淵に身を投げてしまったとのことです。
代官も娘のはかない一生を哀れに思い、遺髪を小淵近くの山林に理め、丁重に供養しました。
時は移り、この哀れな物語を聞いた村の婦人たちが、遺髪を埋めたととされるあたりを供養したところ、不思議と願い事がかなうようになり、近郷近在に知れ渡り、この辺りに祠が立てられました。これを[屁の宮」と名付けられて、白や赤の幡がなびいていたと伝えられています。
今は往時の面影は無く、地蔵さんが祭ってあり、日々なお華が供えられています。
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英田郡誌をめくってみましたが見当たらず、広報美作から引用。
海内のお代官様は家族同伴?単身赴任?
自転車で通学していたころ、部活、補習で遅くなり、街灯の無い暗い道を帰るとき、この辺りを通る時は何となく気味悪く感じ、速く通り過ぎようとしたものです。
読んでクリックしても替りません。
返信削除クリックすると数字が変わるんですね。
返信削除何とも書きようがないです。
御姫さんも大変ですね。
やっぱり庶民が一番ですかね。
自由ですから:::言い伝えは後世まで
残るんでしょうね。
青空に
返信削除向かって放つ
田植えの屁
よくあるのが次の句です。
青空に
向かって放つ
ホオムラン
青空に
向かって放つ
ドライバア
何にも知らずに見過ごしていたお地蔵様にもそれぞれに民話がある物ですね。
返信削除今日はとっても暖かいので、外仕事がやり易いでしょう。頑張ってください。rhebel
小鳥も囀り良い御天気です
返信削除外仕事で汗かいて居られませんか、余り頑張り過ぎないで下さい、民話最初は面白く笑っていましたが、悲しいお話だったのですね
近辺にも数か所地蔵様あり一つ一つに由来がある事なのですね
お地蔵の
返信削除月日遥かに 下萌ゆる