説明はまた後で。
取り敢えずYouTubeをお楽しみください
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ボンネットバスで行く民話の里」3月30日「古町ひな祭り」に行かせてもらいました。当日は生憎の雨模様で、大原古町を散策するには少しためらいがありましたが、定刻を少し遅れて湯郷の観光案内所を出発しました。以下道程のご報告を。
車は湯郷を出て、道の駅彩采茶屋を経て、北山から旧出雲街道に入り、梶並川を渡り土手筋の桜並木を眺め、笠懸の森を右に見ながら旧楢原村へ。
楢原村にはかって薬草園が広がっていたとのこと。東内家の管理されて居る四棟の矛殿の一つを確認して,平福地内「
地美恵(じびえ)の郷(さと)みまさか」の下を通って因幡街道(県道5号線)に。
恋人のバレンタイン公園の塔を見ながら、バスガイドさんならぬボランティアガイドさんの地域・村々の案内を道々聞きながら車は雨の中を吉野川沿いを北上。
大原地内に入りまずは讃甘(サヌモ)・宮本村へ、バスの中から武蔵生家跡,讃甘神社、武蔵武道館を確認。こちらに在るクアガーデン武蔵の里の温泉には時々湯浴みに来ているので、これで良し。もう少しすれば、鎌坂峠の躑躅園が見頃になるでしょう。
智頭急行「大原駅」前の酒屋さんに車を止めて、いよいよ雛祭り見学をと。
その前に、雨が少し残って居たので美作市に唯一残るお酒の
蔵元田中酒造さん宅の醸造蔵見学が入りました。いつもは公開されて居ないのですが、ガイドさんと蔵元さんとのご厚意で。不調法な者には無縁な所としてきましたが、何十年ぶりかで中に入ってみました。大きなくど、釜、絞り機、仕込み樽と。
雨が上がって、
古町町並み保存地区・本陣・脇本陣・難波屋さんその他その他町屋の残る道をお雛様を見ながらの散策。
道の側には澄んだ用水が流れ開け放れた座敷で
お通笛の会の篠笛演奏が流れていました。動画を撮ってはいたのですが画にならないので(腕の問題)音でお楽しみください。
昼食は難波邸フレル食堂で半田豆カレー。相席の方が食していたグリーンカレーの方がホットで良かったみたい。お勧めに従った方が良かったと反省。
半田豆は自然農法で栽培されたものとのこと。
昼食を終え、智頭街道373号線を少し下って、県道429号線を勝田真加部地区へと。能登香の里・能登香温泉を過ぎたあたりの粟井の里で左に入り、粟井春日座を経て、粟井春日神社へ。こちらは名前の通り奈良の春日大社を御分霊された社。
近年修築され本殿・末社は未だ新しく木の香が残っているようですが、周りの檜・欅等は5,600年猶予の大木が。備前焼の森陶岳先生も紀信されて居られるとか。
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大明神の明るいの字に注意。日では無く、目になって居ます。
出世された方がお礼に。目が出る様にと。 |
勝田地区へ入り
真加部の當林寺・真暁会館へ。こちらでは知人に出会いました。お元気で何より。
湯郷へ3時前に帰着。こちらでは大原地区の笛の会のお三方がわざわざ出迎えられいて、再度篠笛を聞かせて頂きました。
当地方に残る三歩太郎のお話はともかくとして、湖のからくり時計台は吉野川を上り下りする高瀬舟の目印になって居た灯かりを擬したものとか。いつもこの前は通り過ぎるだけで、毎正時に現われる円仁上人のお話を聞くのは初めてのこと。有り難く聞かせていただきました。
以上長々と失礼しました。次は旅の雑感を。
・美作カルタ、美作民話集で色々と知ってはいたが、未だ未だ知らない所が一杯。
・流石ボランティアガイドさんよく勉強されていますね。
・ボンネットバス人気があるのですね、予約がなかなか取れませんでした。
・今回の参加者、顔見知りが五,六人も!。狭いの?広くなったの?
・隣町の勝央・奈義町の方も。別な時は岡山・倉敷方面の方もと。
・東作誌、英田郡史、英田郡史考、美作太平記等々勉強しなおさなくちゃ。
・吉川英治・宮本武蔵、司馬遼太郎・竜馬が行く、松本清張・砂の器、他には?皆木和義・武蔵、浅野あつこはおいといてと。
・万葉集は能登香の一首だけ?柿本人麻呂、大伴家持は通ったはずだが足跡は?