初冬の児島湾は穏やかで。
児島半島にある金甲山から、山陽放送RSK
日本放送協会NHK
岡山放送OHKが、県下一円にTV電波を発信しています。
最初に金甲山に登ったのは、昭和36年の春。
2度目は昭和40年。季節は初夏?秋か?
40有余年にして3回目。
40年を経て山上の木々は大きく育ち、草原は無くなって、只送信塔と、電波の制御棟があるだけ。今時小中高生が遠足に登って来ることも無いのでしょう。
今、地デジにTVが変わります。11CHのRSKも、5CHのNHKも見られなくなりますと、各放送局は全社を挙げて宣伝している。
何が違うの? 使用する電波の周波数・波長がVHFから、UHFに変わりますとは、お知らせに無い。UHF/VHFって?
VHF;Verry High Frequency 90~108MHz
UHF;Ultra High Frequency 470~770MHz
MHz;メガヘルツ 周波数の単位
波長は? C=30万キロメートルとして、
L=C÷λに当てはめて計算すると、
L=30万*10*10*10÷90メガから出てきます。
アナログ送信とディジタル送信と何が違うの?
こんなこと説明しても素人にはワカりゃせん、まして子供に於いておやと。そう、子供は判らなくて良いのです。でも、判らないからこそ興味を持ち、科学する心を持つのです。
また、此処から目に見えない電波が飛び出し、自宅のアンテナで受信してTVが見られていることを実感することは出来るでしょう。
下手なおもちゃランドに連れて行くよりは、はるかに教育的でしょう、この場所こそもっともインパクトのある場所なのです。放送局さんも子供騙しのディジタルスタジオを作るよりは、この地を整備することが大事ではないでしょうか。そして、遠足に、多くの学校から子供たちがおとづれ、遊び、学ぶことのできる場に再度挑戦して頂けませんか。
春の桜を愛で、金波、銀波の瀬戸の海を眺めながら電波の世界を知ることで、少しは科学・技術の世界に興味が持てるようになるでしょう。
高校生でこの地を訪れ、TV電波を知ったことで、後に、BS(放送衛星)の開発に携わった事とは無縁でしょうね。