2009年12月2日水曜日

金甲山



初冬の児島湾は穏やかで。


児島半島にある金甲山から、山陽放送RSK



日本放送協会NHK


岡山放送OHKが、県下一円にTV電波を発信しています。

最初に金甲山に登ったのは、昭和36年の春。
2度目は昭和40年。季節は初夏?秋か?
40有余年にして3回目。





40年を経て山上の木々は大きく育ち、草原は無くなって、只送信塔と、電波の制御棟があるだけ。今時小中高生が遠足に登って来ることも無いのでしょう。

今、地デジにTVが変わります。11CHのRSKも、5CHのNHKも見られなくなりますと、各放送局は全社を挙げて宣伝している。

何が違うの?  使用する電波の周波数・波長がVHFから、UHFに変わりますとは、お知らせに無い。UHF/VHFって?
VHF;Verry High Frequency 90~108MHz
UHF;Ultra High Frequency 470~770MHz

MHz;メガヘルツ 周波数の単位
波長は? C=30万キロメートルとして、
L=C÷λに当てはめて計算すると、
L=30万*10*10*10÷90メガから出てきます。

アナログ送信とディジタル送信と何が違うの?

こんなこと説明しても素人にはワカりゃせん、まして子供に於いておやと。そう、子供は判らなくて良いのです。でも、判らないからこそ興味を持ち、科学する心を持つのです。

また、此処から目に見えない電波が飛び出し、自宅のアンテナで受信してTVが見られていることを実感することは出来るでしょう。

下手なおもちゃランドに連れて行くよりは、はるかに教育的でしょう、この場所こそもっともインパクトのある場所なのです。放送局さんも子供騙しのディジタルスタジオを作るよりは、この地を整備することが大事ではないでしょうか。そして、遠足に、多くの学校から子供たちがおとづれ、遊び、学ぶことのできる場に再度挑戦して頂けませんか。

 春の桜を愛で、金波、銀波の瀬戸の海を眺めながら電波の世界を知ることで、少しは科学・技術の世界に興味が持てるようになるでしょう。

高校生でこの地を訪れ、TV電波を知ったことで、後に、BS(放送衛星)の開発に携わった事とは無縁でしょうね。




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5 件のコメント:

  1. 朝から難しい話が入って来ました。
    高校の2年生で行きました。覚えてます。
    数年前傍をトウリ見て懐かしかったの
    覚えてます。でも内容は覚えてません。
    瀬戸の海良いですね。何かスカァーとします。

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  2. マタマタ今日も難しいお勉強です。高校時代物理はまったくの苦手、そういえばM先生に怒られそうですが、その後の何年間かは一体何をしていたのでしょうか。
    先の「事業仕分け」の中でも、科学に関する予算が減額となりました。これでは次世代を担うべき子供たちに、明るい未来はありませんね。興味を持てたことがとことん学べるシステムも欲しいものです。

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  3. 牛窓の
      卯浪ひたひた 牡蠣いかだ

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  4. 最初の文章を読んで、

    「いつ鹿児島へ行ったのだろう?」

    と早とちりしてしまった。
    一枚目の写真に「山陽放送」とあるのをみて、読み直すことになった。
    児島で思い出すのはサンライズ先頭車の二階席から観た瀬戸内海。
    このとき、金甲山ははるか後方を遠ざかるばかりだったのですね。

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  5. このコメントはブログの管理者によって削除されました。

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コメント有難う御座いました。