2010年5月31日月曜日

若山牧水



幾山川越え 去り行かば
寂しさの はてなむ国ぞ
今日も 旅ゆく



備中国と備後国との国境、
県北西部新見市哲西町と広島東城町との
県境に
牧水の歌碑が立っていました。



中国道の新見ICと東城ICの間は
制限速度60Kmの山間の道。

明治40年頃は
峨々たる山々の谷間を縫う
徒歩でしか行き来できない大山道。
峠の上で日暮れて一夜を請うた茶屋での詩。

この詩がこのような山中で詠まれていたとは。




こちらには

今日もまた こころの鉦を
 うち鳴らし
うち鳴らしつつ あくがれて行く  
牧水

奥様のうた
あくがれの旅路ゆきつつ
此処にやどり
この石文のうたは残しし

長男旅人のうた
若くしてゆきにし夫のかたはらに
永久の睦をよろこばむ

の3首の歌碑が建てられている。
詳細は新見市HP、また由縁についてははこちらを
参照願います
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