2012年12月2日日曜日

美作・山中一揆

師走に入った1日、真庭市湯原温泉の方に
お勉強に車を走らせてきました。



美作の国が備前の国から分離されたのが713年
和銅6年奈良時代の事。
来年は建国1300年とのことで此方の地方では各種
見直しが行われています。

初代美作の守は上毛野堅身さんだそうで
ユルキャラ「かたみくん」が出迎える
湯原ふれあいセンターに。
江戸・享保時代
徳川吉宗将軍の時代に起きた百姓一揆
「山中一揆」についてのシンポジュームありました。
「山中一揆」についての詳細はクリック。
又H20.9.20今井美恵子さん著作の「美作の風」で
当ブログでも紹介さして頂いていますが。

今回は国士舘大学文学部保坂 智教授による
一揆史の中の山中一揆と題しての講演。
一揆史の中で「山中一揆」はエポックを画すもの。
★百姓が選出する在地支配機構。
★得物は殺傷目的にあらず。
★一揆作法の確立 など


昭和26,7年ごろ作詞・作曲された一揆の頭取、
津山院庄河原で磔となった徳右衛門さんの徳を讃えた
唄が今回少し現代風に編曲されて初めて紹介されました。
一部分ですがYouTubeの方をチェックしてください。


シンポジュームでは
山中一揆義民顕彰会会長植木紋次郎氏による
山中一揆のお話
地域研究家山田信光氏の
蒜山地域から見た山中一揆
等の講演がありましたが、
こちらの地域の方は其々の地域で先人の遺徳をしのび
研究され、誇りに思って居られること知りました。

こちらは蒜山地方に伝わる
国指定民俗文化財・大宮踊りの一部です。
シンポジュームの息抜きに演じられました。
大宮踊りについてはこちらをクリックして
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美作東部に位置する美作市域は
森藩政下では津山、真庭と一緒でしたが
松平藩政下では別で。

山中一揆について現在に生きる小学は
何を学べば良いのでしょうか?


幕藩体制下の百姓一揆と、
明治維新後の血税一揆の違いは?
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湯原温泉地域に行ったのは初めて。
ダム下の露天風呂の近くまで行って見たが
暗くて、みぞれが降り
今回は見送り。
昼食に、下湯原湯の駅ひかり館で、天麩羅そばを。

Posted by Picasa

7 件のコメント:

  1. 湯原はみぞれが降ってましたか?
    美作は一段と寒く成りましたが 有難いことにまだ雪は

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  2. 紅葉も終わり、寒い寒い真庭までお勉強に行かれたそうで、よくよく学問のお好きな方と察します。
    山中一揆ですか
    一揆を起こして、斬首され、さぞ辛い時代だったことでしょう。命を繋ぐために一揆を起こさざるをえなかった当時の人々の心情を思うと心が痛みますね。

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  3. 故郷の歴史知らない事ばかりです今日は少し勉強しました。
    一揆を起さねばならないほど、長く続いた農民に厳しい時代 今の時代が有難いと思います。
    湯原温泉辺りは寒そうですね。
    今年は雪はどうでしようか!

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  4. 八雲立つ 出雲そばつゆ

               やや辛め

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  5. 一揆を起こしてまで村を守り昔の人は勇気があったんですね。美作の国
    になるまでのお話、住んでいながら何も知りませんでしたがいい勉強をさせて頂きました有り難う御座いました。

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  6. 山中一揆の文献ありがとうございました。勉強させていただきました。
    歴史で色々な一揆について学びましたが美作国でも例外ではありませんよね
    灯台下暗しで郷里の歴史に疎く恥ずかしく思いました。

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  7. 読ませて頂いて、歴史にも全く疎い私ですが、今から400年以上前に農民が自分達の生活を守るために命をかけて立ちあがった史実を知り、少しだけ興味をもって歴史を振り返る事が出来ました。

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コメント有難う御座いました。