唯の棒ではありません。先端に小さな鎌が付いてます。横着者の特注品。普通鎌はしゃがんで使うものだが、いちいちしゃがむのは面倒。また、群生した花の中に一本の雑草が有ったとき、その一本を切り取るには近くまで入っていかなければならない。写真の様にサツキの中に笹が伸びているとこれを切り取るにはさつきをかき分け、根元まで鎌の刃を入れるのはしんどいこと。そこでぐうたら人間は考えた、長い柄が付いていれば良いのだと。下刈鎌は長いけど大きくていつも散歩のとき持っては歩けないと。
彩菜茶屋の前に毎月刃物の出張販売がある、肥後の守は刃物の三木市から。こちらの親父さんにこんなのが欲しいと先月お願いしたら、早速町の鍛冶屋さんと相談して5本ばかり造って来られました。お話を聞いてみると、鍛冶屋さんもいろいろとアイデアは御持ちとのこと、お客のニーズがあるかないか判らないから色々な物は作らないで定番ものばかり売ってるそうです。
頼んだ以上は買って帰り試してみましたが、満足満足。柄の長さ1米、道端に一本伸びた草をピッと払って切り取り、サツキの木の下の方から差し込んで笹を刈り取りすっきりと。雨上がりでも濡れることはありません。これなら高いところの余分な枝とか、伸びすぎた芽なども簡単に切り取れるでしょうね。三木の鍛冶屋さんに多謝、多謝。
野菜とか、果物の収穫に、料理にこんなのが有れば良いのにな、なんてのが有れば一緒に考えて造って頂けるのでは。
良いお話です。うまく行き合わせた時はこの刃物屋さんを覘いてみた事もあります。せいぜい根こぎの草取り鎌とか剪定バサミを買った位で、特注品を頼むなど考えてもみませんでした。自分に合った道具が頼めればほんとに良いことです。
返信削除中学生の時、学校林の下刈りで大鎌を使った事を思い出しました。
鎌が買っても使うと直ぐダメになります。
返信削除刃物やさん見たことあります。
今度買ってみようと思います。まだ開いてるかな。