2013年11月17日日曜日

菊と綿



1週間ぶりのお休み
今春植菌した椎茸を山に見に行ったら大きなものが出来ていた。
余り期待しないで、当年取りが出来る品種。
通常は2夏越えて生えるのだが、
これは1夏で。
早速にバター焼きで昼食に。


山の上の銀杏と楓
同じ時期に紅葉している。
陽の光の当たり具合で早い遅いが出てくるのだろう。
綿の実
今春、綿の実を撒いて育てていたのだが、
鹿除けネットの不具合から、全滅!
田舎で晴耕雨読の友人より綿の実が送られてきた。
来年はまたこれを撒いて綿作りを。
持つべきものは遠くの友人か、謝礼に何を贈ろう、
お肉のぼたんかもみじか?


枕草子によれば、
綿を菊に置いて露を集め写り香を楽しむと。
菊の露もこちたく、おほひたる綿なども、
いたく濡れ、うつしの香ももてはやされたる。
送られた来た新綿を菊に被せて撮ってみた。
良く調べてみるとちょっと違うやうだ。
重陽の節句で皆さん楽しんで居られたよう。

紫式部は
菊の花 若ゆばかりに袖ふれて
          花のあるじに 千代はゆづらむ」と
今時、菊綿を贈ると、嫌味と捉えられるのでは。

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7 件のコメント:

  1. 今日、落合の醍醐の里という所で、綿が咲いているのを初めてみました。
    え~~~綿ってこんなふうにできるんだ~とおもいました。

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  2. 花より団子で、 やはり 食べ物の方に 話題がいきます。
     椎茸のバター焼き 美味しいですね。

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  3. 大きな椎茸、バタ-焼き美味しかったでしょうね。
    菊の花に綿を置いて、風情を楽しまれていいですね。

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  4. この椎茸1枚でお腹いっぱいになりそうですね。
    九月九日の「重陽の節句」の色々の謂れ、勉強になりました。
    庭に咲く菊の花に綿を被せ、その綿に菊の香りと夜露をしみこませ、その綿で身体を拭って不老長寿を願うとは・・・・・。  
    なんて風流な事でしょう。
    「紫式部」もよくよく読んだら 面白いですね。

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  5. 思わぬ収穫で良かったですね。
    椎茸を食べると癌にならないとか言いませんか!?
    子供のころに綿が咲いているのを見た記憶がありますがこの頃は見ませんね。

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  6. 菊の花の上にうっすらと綿を置いて、、、、本当に優雅な絵ですね。
    仄かな香りが漂って来るようです。 平安時代のオモテナシの一つでしょうか。
     綿の花を育てた事のない私は、ファブリーズでシュッーと。

    我が家の椎茸もぽつぽつ出てきました。
     

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  7. 大きな椎茸肉も厚くて美味しそうですね。
    昔綿を摘んでお布団に今ではそんな光景に出合いません。
    鉢植えなどにして鑑賞しているくらいでしょうか~

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コメント有難う御座いました。