2014年5月13日火曜日

桐の花



山に一本残って居る桐の木が花を付けているが
手入れが悪く近く事も出来ない。
梶並川沿いに一本咲いて居たのでこちらの花を拝借。


女の子が生まれると記念樹として桐の木を植える。
大きくなったら嫁入り箪笥にと。
和服を着なくなって、桐の下駄もはかなくなった。
朴下駄は朴ノ木で、これも履いていたのは学生時代。

桐の紋所には五三の桐、五七の桐等がある。


花の数が575か353.
五三の桐は皇室の副紋であったが朝廷から秀吉が拝領し
諸大名に配布し、諸大名は家臣にまた配布した結果
桐紋は一般化していった。
現在では法務省や皇宮警察など政府機関でも使用している。

秀吉と云えば天下人。
殿上人は清涼殿に座ることができた御方、
雲上人とも。
地下人は登れなかった方、また庶民を指しても。
林下人は引退した人、
無責任な固有名詞では無く普通名詞です。




9 件のコメント:

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  2. 桐の紋所 575 353 ばくぜんと 見てました。
    一つ勉強になりました ありがとうございます。

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    1. 新しい広辞苑を引いたようで勉強になりました、桐の花からの発展面白いと思います。

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  3. 着物の収納には桐の箪笥が一番いいんではないでしょうか。
    桐の紋所がある着物を出して見ました。
    この年になってひとつ利口になりました。

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  4. 遠い遠い昔の小学校卒業時、学校で桐の苗木を貰いました。
    (男の子は何だったか覚えていません。)
    さて、その桐の木は、どうなったのか・・・全く覚えていません。 枯れたのかな?
    桐の御紋の由来を調べてみました。少し勉強になりました。

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  5. 桐の花から秀吉になり林下人に転がる、よくぞ何でもご存じで・・・
    桐の花は最近ではあまり見かけませんね。

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  6. 勉強をさせて頂きました。すべてにお詳しいのに驚きます。
    テレビで古い桐箪笥を再生いしているのを見ました。
    大切に使えば何時までも使える物なのですね。
    近所に有る小さな桐の木に一枝花が咲いています。薄紫が綺麗です。

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  7. 昔桐タンスは憧れでした。大切に使いたいものの一つです。
    嫁入りの箪笥も作らなくなって桐の木を植えることも無くなったのでしょうか。
    生活の様式もどんどん変わります。

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  8. 桐の花前はよく見かけてました最近は見てません。桐の花から天下人それから林下人まで色々と知らないことおおくて勉強になりました美作市も広いですね田植えの済んだところまちまちです

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コメント有難う御座いました。