2013年3月11日月曜日

俯仰天地に愧じず

出光石油の創業者出光佐三氏の物語。
立志伝的偉人物語では無く
闘いの記録。
「海賊とよばれた男」百田直樹著
本屋さんに出たときから気になっていた本
今年度の本屋大賞に選ばれるかも。



涙腺の緩んだ者には読みづらい本。
 上巻の方は淡々と読み進められても
敗戦後10年も経たない日本の私企業が
大英帝国相手に石油問題で経済封鎖を受けているイランに
秘密時に入国、契約を行い
タンカーを用船して、ホルムス海峡へ。

タンカー日章丸の「新田辰男船長」の心意気、操船
恥ずかしながらこの部分は滂沱の涙で読ませていただきました。

今日は3.11、
復興の暁にはまた流石東北人、
日本人と呼ばれる方々が生まれておられることでしょう。

俯仰天地に愧じずは、
本書の主人公国岡鐵造氏がイラン原油を輸入し、
法廷闘争となったとき使用した言葉。

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4 件のコメント:

  1. 俯仰不愧天地難しそうな言葉ですが、人間そのように一生を終わりたいものです。
    高齢者大学の目標に”一日一時間本を読むように努めましょう”とありますが実行できません
    涙の止まらなくなるような本読んでみたいと思いますが・・・難しい言葉が沢山出てくるのでしょうね。

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  2. エゴマ小母2013年3月13日 12:22

    難しそうな本の様なので読んでいませんが、「俯仰天地に愧じず」の意味を調べてみました。この様な生き方に努めたいものです。

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  3. 良い本を紹介していただき有難うございました。年のせいか左眼の涙腺がゆるみ眼科受診。
    ついでだから両眼に涙を出しましょう。
    「俯仰天地に愧じず」長く生きてきたので恥じ入ることが多くて、、、そうありたいですね

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  4. この本は是非、読んでみたいですね?

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コメント有難う御座いました。