2010年4月22日木曜日

土居宿物語

著者 安藤由貴子 挿絵 花房徳夫
出版 農山漁村文化協会


安藤由貴子先生による美作歴史物語第四弾「土居宿物語」が出版されました。
人物を書いた前2作とは異なり、土居村に焦点を当てたもの。
土居地区は昨年の集中豪雨で甚大な被害をこうむったところ。地区の方々には暖かい支援になることでしょう。
でも歴史物語ファンの私としては何か物足りなさを感じます。勤皇の志士安東鐡馬のお話はよく知られたお話ですが、寛政の告訴のお話は初めて知りました。
八咫鏡(やたのかがみ)のお話等は面白いお話では無かったでしょうか?

土居宿は出雲街道の播磨の国佐用から、万の乢を越えて美作の国に入った所にある宿場町。


昔から「山家なれども土居の町は名所。いかな大名も土居とまり」とうたわれた所。


¥1,300也
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3 件のコメント:

  1. おや、丁髷頭と坊主頭が混在していますね。

    半髪頭をたたいてみれば、因循姑息の音がする。
    総髪頭をたたいてみれば、王政復古の音がする。
    散切頭をたたいてみれば、文明開化の音がする。

    この表紙は、奥の方の因循姑息から、手前の方の文明開化に向かって表現しているようにみえる。
    当方、雨読のつもりで「女検事ほど面白い仕事はない」を読んでます。
    200円也の中古本。

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  2. 先日山陽新聞に掲載されてましたね。安藤先生の「土居宿物語」早速読まれたんですか?
    美作の歴史を子供達にわかりやすく伝える先生は素晴らしいです。ご本人も歴史が好きなのでしょう。
    「土井」は「土居」なのですよ。ちょっと気になりましたから。
    「八咫の鏡」は万の台団地に案内標柱が建っています 1度行ってみたいとおもいます。

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  3. 失礼しました。
    タイポロジカルエラーお許しを。
    鏡のお話、小生の知って居るお話しとは別なのがWeb検索で出て来ました。少し生々しすぎますね、これは。

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コメント有難う御座いました。