2011年10月25日火曜日

宇宙ゴミ観測所

スペースデブリ;役目を終えた人工衛星や、打ち上げに
用いられたロケットの破片など
宇宙に漂う人工物の事です。
先月9月25日に落下した人工衛星、
昨日落下したドイツの人工衛星など
地上に住む私たちは興味半分、怖さ半分でTV・新聞を見ていましたが、
無事世界中の誰の頭に落ちることなく落下しましたね。

杞憂という言葉は、
天が落ちてくると、昔中国は杞の国のある方が心配されたことから来た言葉ですが、
天からゴミが落ちてくるのが今の世の中なのです。
これホント。

さて、こちらは紅葉の始まった奥津渓谷(秋津温泉)
こちらの川を遡っていくと
日本で唯一ウラン鉱山・製錬所の有った人形峠へと。

既に採掘は終わり、遠心分離機等は解体廃棄作業が行われているが、
同じ科学技術庁の関係としてある宇宙航空開発研究機構(JXSA)の宇宙ゴミ観測施設が設置されている。
上斎原スペースガードセンター
ここではレーダによって、2,000Km以内のある、宇宙ゴミを観測している。
宇宙には幾千もの人工衛星、破片等が地球を周回している。
このゴミが地上に落下するとき、殆んどが空気との摩擦で燃え尽きてしまいますが中には地上に落下するものもあります。
これら宇宙ゴミを常時観測し、地上に落下する危険性のあるものについては、何処に、何時どのくらいの大きさで落ちるかを発表し、危険に備えるようにしています。

但し、ここでは観測だけで、実際のデータ解析、軌道計算等は筑波宇宙センターで行われています。
こんな施設が近くにあったことに驚きを感じ、どんな物があるのか行って見てきました。
そのご報告まで。



スペースガードセンターは井原市美星町にもあります。
こちらは、天体望遠鏡で観測しています。
上斎原はレーザドームがあるだけ、
見た目は美星の方が面白いかも。
今度また時間が出来たら行って見よう。

Posted by Picasa

1 件のコメント:

  1. 先日テレビで地球を取り巻く宇宙ゴミの映像が流れていましたが、すごい数ですね。地上に落ちてくるものはそう沢山ではないようですが、それでもちょっと怖い話ですね。近い所に観測施設があったとは知りませんでした。一昨年サロンで上斎原の博物館(?)に行きウランのことを勉強しましたが、このような看板があったようにも思います。

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