2009年3月29日日曜日

春の研修旅行


 花冷えのする27日、早朝に立ち、瀬戸内海を越えて、道路沿いの山々には既に山桜が咲きほこり、南国へ来たものと思わさられなか、徳島は阿波市阿波町北山にある土柱撮影に。
 土柱とは侵食されてできた土の柱。柔らかい泥と、硬い泥が混ざりあい、侵食作用をうけるとともに、崩れることの無い土壌であることによってできた自然の生成物。柱状節理の見られる岩石だけのものではない。地球上ではここより他にはアルプス、ロッキーなどに見られるだけのもの。ここは日本、スケール的には箱庭的風景。


 土柱に続いて、美馬市脇町の「うだつ」の町並み見学に。

 「うだつ」とは、いつまでも、目の出ない人を、うだつのあがらぬ奴と揶揄される語源となったもの。実用上は火事のとき隣の家から火がうつらぬ様にと防火壁、今風にはファイヤーウォール。
目の出ないのではなく、上から抑えられて、いつまでも大きくなれない者のこと、との説も。
 町の案内はかって社会科の先生であったボランティアのお方。お話しぶり、ご説明は流石流石、昔取った杵柄。でもまだ退職後、日は浅そう。


 最後は、同町内にあるシンビジュームが咲き乱れる「あんみつ姫」の故郷へ。買って帰っても枯らすだけ、とても育てることなぞ出来そうもなく、徒に花を見るだけ。

3 件のコメント:

  1. 四国にこんな所が有るなんて知らなかった。因みにUSにはブライスキャニオンなる壮大な土柱群が有ります。グランドキャニオンの近くなのでチャンスが有れば訪れたら如何。
    ReadOnlyのつもりが、珍しい話題につい書込みを。。

    返信削除
  2. 初めての投稿でURLを間違えました。
    ブライスキャニオンはこちらでした。相変わらずのおっちょこちょいで失礼。=野洲爺=

    返信削除
  3. Too Many Thanks.
    お返しにイタリア・チロル地方のpiramidi segonzanoはこちらにあります。もう元気になられたのでしょうから次はこちらの方面にでも。

    返信削除

コメント有難う御座いました。