2009年6月26日金曜日

降雹 その3

好評につき降雹についての第3弾。
 

湯郷の西南位田地区の方は、風が強かったようですね。雹の大きさはそれ程ではなかったとのこと。
 

気象庁の公表HPをあちこち見ても美作でのは何も出てきません。このことに付いて疑問点を挙げてみましたところ、下記の様にご返事を頂きました。
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いつも気象庁ホームページをご利用いただき、まことにありがとうございます。
今回お寄せいただいたご質問にお答えいたします。

気象庁では、気象による被害が発生した場合は、県や警察署などの関係機関から被害の状況を入手し、業務の参考に活用しています。16日に岡山県で発生した農業被害について、地元の岡山地方気象台では、県などの関係機関を通じて、被害が発生した事実を確認しています。

一方、竜巻発生の有無については、突風による被害の報告があった際に、気象台職員が現地調査を行い、被害発生の要因を調べ、被害の状況など保存て、今後の業務に利用します。

16日の岡山県美作市付近については、その当時の気象レーダーによる観測記録では、発達した雨雲が観測されているため、竜巻発生を否定できません
が、突風被害の報告はなかったことから、竜巻の発生は確認しておりません。

なお、16日は竜巻発生のおそれが低かったため、竜巻注意情報の発表には至っておりませんが、岡山地方気象台では、県北部に雷注意報を発表し、落雷、突風、降ひょう、急な強い雨の降り出しに注意を呼びかけました。

最後に、今回の被害については、気象庁ホームページに掲載されませんが、大きな被害を伴う現象については、以下のホームページで情報公開しています。また、竜巻発生のデータベースについても、以下のホームページで情報公開していますので、あわせてご参考ください。

■災害をもたらした台風・大雨・地震・火山噴火等の自然現象のとりまとめ資料
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/saigai_link.html

■竜巻等の突風データベース
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/index.html

今後とも、気象業務へのご理解を、よろしくお願いします。

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富士山頂上の気象観測レーダ、気象観測衛星ひまわり(GMS)だけでなく、ピンポイントの観測の出来るレーダがあるのですね。この辺りは何処に設置されているのか一度見学にでも行ってみたいですね。そして、降雹の予測までしておられたとは。地球シュミレータの少し小さいのででも。

それはともかく、市居の老人にまで、ご丁寧なご返事ありがとうございました。

 


 もう10日も経ち、被害に合った植生も立ち直れるものは立ち直り、何事も無かったように青々と緑が深まってきていますね。巣穴の近くを良く見ると穴の開いた葉っぱが見られます。これが、雹によって開けられたものであることがやっと判って来ました。

山口、山外野の方面にもこのような葉っぱが見られ、美作江見駅の南は降雹が有り、北側は無かっとのこと。

本バラの芽は鹿に食され2番芽が大きくなってやっと花を付けてきました。

降雹の状態、被害の様子はこちらを参照
http://picasaweb.google.co.jp/itcsan/090616#



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4 件のコメント:

  1. 私の地区では此の被害無かったけど、自然の怖さは数年前の、台風で知ってます。

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  2. 被害に遭った夏野菜も又元気を取り戻してきました。
    降雹の後は無残な姿で可愛そうでした。泥にまみれ、歯はちぎれ、穴が開き枝は引きちぎれていました。
    夕立は馬の背を分けるといいますが、本当にすぐ近くでも何の被害も無いのにね。
    葉タバコにも被害が出たようです。

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  3. 雹の気象の事、いろいろ難しいこと
    読ませて頂きました。
    2日前は北海道の北見の方でも、雹の
    被害をニュスで聞きました。
    経験した事あります私も本当に怖かった。
    市居の老人ではまだありませんよ。

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  4. 百姓は天然の災害に会い、収穫物がゼロになることに慣れているというか、天災はあり得ることと諦めているか、それ故にこそ秋、収穫が無事できれば秋祭りを盛大に祝う事が出来るのでしょうね。でも科学の力で予報を正確に、精密に出せれば、被害も最小になるでしょうね。

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コメント有難う御座いました。